スピーチとシンプルということについて

今回のトピックはとてもシンプルであるということです。一見すると、とても簡単だと思うかもしれません。シンプルにするということがどれだけ大切かということを話したいと思います。

ほとんどの人がシンプルにするということがどんなに大切かわかっていないということではありません。(私たちは無意識に何かを理解するときには、そうしています。)問題は私たちが最初からその話や説明がシンプルだと思いがちです。(結局その主題もわかっているし、話がどこへ向かうのかもわかっています。)でも、話し手にとってシンプルと思っていることが必ずしも聞き手の立場でシンプルとは言えないということです。

リスニングというのは難しいということを覚えておいてください。耳は私たちの顔の両サイドにあり、私たちの脳はそこから入ってくる情報の多くを、特に聞く必要がある情報だと思わないかぎり、周辺のノイズとして捨てしまいがちです。

ランチなどで、誰かと何気ない会話をしているとき、この明らかな(そう、簡単なこと)を忘れがちです。話し相手が“この後どこに行くの?”というようなことを聞くと、その質問に、二日前に見つけた迷子の子猫をもらってくれる人との待ち合わせを思い出し、そのとき突然、どうやって猫の鳴き声を聞き、木に登って猫を助け、スポイドでミルクをやり看病したかというエキサイティングなストーリーを思い出して話すのです。

この私の体験について、数センテンス話したところで、この昼食をともにしている相手の顔を見て、なぜこの話をしているのかの説明が欠けており、聞き手は二日目に木に登ったという話が、レストランを出た後どこに行くのかということと、何の関係があるのかわかっていないということに気づくのです。

私は少し戻って、一文の手短な概略を話さなければなりません。そうでなければ彼はうなずいていたとしても、私が今話している物語を楽しく味わうことができないでしょう。なぜなら、自分の中でこの話をどこに、どうやって位置づけ、処理していいかがわからないからです。

幸いなことに、事前に話すポイントについて考えて、準備をしてスピーチをする場合には、このような失敗におちいることはあまりありませんが、もし聴衆の前でこのような間違いをしたとしても、同じ対処法があてはまります。聴衆が混乱している空気を読み、話を戻して、手短に説明し、もとにもどるのです。

よい話し手であるために、物事を1センテンスにまとめる練習をしてください。もしスピーチをするなら、そのトークが何についてなのかを、ひとつのセンテンスで説明できるべきです。それぞれのセクション、サブテーマ、例、証明も一つのセンテンスに、簡略して表現できます。もし1センテンスの要約が準備できていたなら、より力強くで自信に満ちたスピーカーとなることがでるでしょう。

私が話しているのは、腕の中に20の様々な主題をかかえて演壇に登るのと、それらの20の主題を入ひとつの鞄に詰めて登る違いを話しているのです。鞄なしでは何かを落としたり、なくしたりしそうで、不安定でぎくしゃくしてしまします。鞄があればより落ち着き、心構えもできます。

次に映画を観終わったり、本を読み終えたとき、1センテンスでそれは何にいてだったのかを説明してみてください。そのセンテンスは全ての詳細を含む必要なないですし、もし他の人の関心を促すことがたら、そこで話から話を続けることがでできます。

簡略化すること、自動的に簡略化する能力を持っていることは強みになります。このコラムをシンプルにするために、今日はここで話を終えたいと思います。

Dr. Daniel Papia はジャーナリスト、スクリーンライターであり、ディプロマットにてスピーチとライティングのコーチングをしています


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